ソーシャルレンディング各社の特徴を比較してみました

今、注目を集める投資方法、ソーシャルレンディング。
インターネットで投資する人と融資希望者を、
クラウドファンディング運営会社が仲介する事業です。

インターネットを介しているため、
通常の投資でかかってしまう中間コストを省くことができ、
その分は利回りに回せるという新しい投資サービスです。

今回は主要4社が展開する事業の特徴を比較しました。

各社の投資案件について

まずは、4社の投資案件に関する特徴について比較してみましょう。

『みんなのクレジット』では、全案件に担保がついたものを取り扱っています。
担保は不動産のみではなく、動産(美術品や宝石など)や有価証券(上場株式や未上場株式)、
売掛債権などを設定しているので、不動産業者だけではなく、
国内の幅広い業者向けにも融資が可能
です。

『ラッキーバンク』でも担保の付いたものを取り扱っていますが、
同社では、国内不動産業者への不動産担保融資に特化しています。

『SBIソーシャルレンディング』は、
同じく不動産業者向けの不動産担保付のファンドを取り扱っていますが、
社名のとおり、SBIグループ傘下の会社なので、
同じくグループ傘下のSBI証券の顧客向けの証券担保ファンドの取り扱いがあります。

『クラウドクレジット』では、海外への投資を主に取り扱っています。
海外の小口債務者支援や消費者ローンファンドが主な投資先のため、
他社のような担保がありません。
他社が国内で事業展開するのに対し、唯一海外への投資で運用を行っています。

投資案件の安全性について

次に、各社の投資案件の安全性確保に関する特徴について比較してみましょう。

ソーシャルレンディングも投資には変わりはないので、
基本的には元本保証や確定した利回りの保証はされていません。

しかし、各社ではより安定的に高い利回りを維持できるような取り組みを行っています。
この取り組みに関して特徴をみてみましょう。

『みんなのクレジット』では、
前述したように動産・不動産の担保を全案件に付けています。
担保は様々ながら、融資額の120%以上の担保を保全にしているのが特徴であり、
今までに元本割れ案件は発生していません。

『ラッキーバンク』でも不動産担保を全案件に付けており、
同社では、担保設定の際に高い基準を設け、
その基準をクリアした案件のみ取り扱うことで保全性
を確認しています。

『SBIソーシャルレンディング』では、元本割れ案件ゼロを目指し、
担保を不動産や証券で設定する際の基準を厳格に設けており、
その基準をクリアした案件のみ
取り扱っています。

『クラウドクレジット』では、海外への投資が主となっているため、
基本的に担保がありません。また、海外投資のため為替リスクも発生しますが、
同社は為替ヘッジに取り組んでいます。

投資案件と安全性を見てまとめると

ここまでに、各社の投資案件や安全性について比較しました。
これを踏まえて特徴をまとめます。

厳格な審査基準をクリアした不動産を担保することで保全性を確認できますが、
不動産担保に限定しているため、融資先は限られてしまう、『ラッキーバンク』。

証券・不動産ともに厳格な審査基準をクリアしたものを担保にすることで保全性を確認し、
リスクヘッジに努めている『SBIソーシャルレンディング』は、
海外への投資を主にしているため、4社の中で一番ハイリスクといえます。

為替ヘッジなどへ取り組むことでより安定した取引になるように努めている
『クラウドクレジット』。

3社とも、投資案件の安全性確保に努めていますが、
4社の中では、動産・不動産を問わず担保を設けることにより、
不動産事業者以外にも融資先を広げていて、
融資額の120%以上の価値の担保にすることで保全性を確認でき、
また、融資先が不動産業者以外にも多岐にわたるため、
分散投資をすることでリスクヘッジにもなる、

『みんなのクレジット』投資先の多角性や担保の保全性がより優れていると言えます。

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